医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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ストローマン・インプラント

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インプラントが開発され一般に普及し始めた1960年代頃から現在に至るまで、世界中に数百社のインプラントメーカーが誕生しています。その中でもストローマン・インプラント(Strauman、ITI)は、世界70カ国以上で使用されている、世界トップシェア数を誇るインプラントメーカーとして知られています。

では、なぜ世界中に存在する数百種類ものインプラントから、ストローマン・インプラントが世界トップシェア数を誇るまでに支持されているのでしょうか。詳しくご紹介してまいりましょう。

ストローマンインプラント

ストローマン・インプラントとは?

精密機器産業を得意とするスイスで開発されたストローマン・インプラントは、1974年から臨床応用されています。失った歯の役割を補う為に開発されたインプラント自体ではありますが、開発当初は歯槽骨と結合しない合金を使用していたために、インプラントが完全に固定されることはなく、課題は山積みでした。
そして、チタンがインプラント体を支える歯槽骨と結合することが発見され、患者さまの生活の向上を追求し、研究と改良を重ねてきたストローマン・インプラントは、口腔インプラントにおける国際研究・開発・教育チームである、ITI(International Team for Oral Implantology)によって、評価された製品を患者さまに提供し、機能性や安全性に優れたインプラントが誕生しました。

エビデンス重視のストローマン・インプラント

ストローマン・インプラントは誕生から50年以上に渡り、臨床研究をおこなっています。インプラントの歴史は意外にも長く100年以上も前から存在しております。
しかし、ストローマン・インプラントのように、長期に渡りインプラント埋入から治療を経てからの、5年後10年後の臨床データを所持しているインプラントメーカーは極めて少なく、ストローマン・インプラントはエビデンス(根拠)に基づくインプラントとして、世界から支持されています。

実際にスイスのベルン大学でおこなわれたストローマン・インプラント治療からの10年間の研究では、511本のインプラントを調査し、10年間インプラントを維持できたのは98.8%、埋入したインプラントを失いかねないインプラント歯周炎に罹患していない率は97%との報告があり、その研究報告からも分かるように、ストローマン・インプラントが長期に渡り、失った歯の役割を果たす重要な安全性や耐久性、機能性を証明するエビデンスとなっています。

エビデンス重視

インプラント歯周炎発生率がインプラントのかなめ

インプラントを末永く保つためには、インプラント体を歯槽骨に埋め、人工歯を被せるだけでは難しく、毎日の歯磨きや口腔ケアが必要不可欠であります。毎食の歯磨きや口腔ケアを1度でも怠ってしまうと、口腔環境が悪くなり細菌が増殖し歯肉や歯周組織、健康な歯をむしばんでしまう要因となってしまいます。

そこで最も避けたいのが、インプラント歯周炎です。インプラント歯周炎は、インプラント体周辺におこる歯周炎です。インプラント体を支える歯肉や歯槽骨が細菌によって破壊され、天然歯周辺におこる歯周炎よるもはるかに進行スピードが速いと報告されています。インプラント体を歯槽骨に埋入した場合には、本来あるはずの歯根膜が存在しないために、天然歯周辺の歯周炎よりも進行が早くなってしまい、最終的にはせっかくインプラント治療をおこなったにも関わらず、インプラント自体が抜け落ちてしまう場合もあり、末永くインプラントを保つためには、もっとも避けなければならない状況であります。

また、ストローマン・インプラントでは、インプラント歯周炎発生率は1.8%と極めて低く、その点においてもストローマン・インプラントが世界No.1シェアを誇るゆえんの1つとなるのではないでしょうか。

ストローマン・インプラントが支持される理由

支持される理由

世界シェア数トップシェア数を誇るストローマン・インプラントが支持される1番の理由は、やはり表面性状のSLAではないでしょうか。表面性状とは歯槽骨インプラント体の表面の性質を指します。表面性状は、インプラント体の表面の質が荒ければ荒いほどに、インプラント体と結合率は高まり、SLAは歯槽骨と結合率を上げるために、1999年に開発されました。

表面に細かい凹凸を施し、歯槽骨が結合しやすいように工夫をすることで、歯槽骨の細胞活性率が高まりその結果、一般的なインプラントよりも比較的早期に結合することが期待できます。一般的な埋入から結合まで期間は、およそ3カ月~6ヶ月といわれているところ、ストローマン・インプラントにおいては、およそ6週間でアバットメント、人工歯を装着することが可能となります。

インプラント体と歯槽骨が結合するまでの期間は、患者さまがインプラント治療をおこなうか、おこなわないかを判断する材料の1つともなります。「あまりにも長期の治療は避けたい」「仕事の関係上、治療を早めに終えたい」などの理由から、早期に結合が期待できるインプラントを選択する傾向も見受けられ、ストローマン・インプラントが世界から支持される理由なのではないでしょうか。

ストローマン・インプラントのSLAを取り入れたSLActive

ストローマン・インプラントの最大の特徴であるSLAを取り入れ、更に改良されたインプラントが、エスエルアクティブ(LActive)です。エスエルアクティブは、徹底した管理下のもと生理食塩水に浸した状態で製造され、そのまま生理食塩水中でパッキングされ、輸送、保管を経て、実際のインプラント埋入手術まで空気や雑菌に触れることなく歯槽骨内に埋入できるので、衛生面はもちろんのこと、インプラント体と歯槽骨の結合率を更に向上させることに繋げ、一般的なインプラントでおよそ3ヶ月~6ヶ月、SLAを開発以降は、およそ6週間かかった歯槽骨とインプラント体との結合期間を、エスエルアクティブは最短3週間~4週間にまで縮めることに成功させました。

SLA開発から20年、更なる進化を追求し続けているストローマン・インプラントは、開発から50年、臨床データを基に研究を重ね世界トップシェア数No.1にまで上り詰めた、唯一無二のインプラントメーカーです。

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