安全性・事故防止への取り組み
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インプラント治療を確実に成功させるために、
湘南藤沢歯科ではさまざまな安全対策をとっています。
インプラント治療は非常に細かい施術を必要とするので必ず成功するとは限りません。
そのため、施術する知識や技術を磨くことはもちろん、確実で安全性の高いシステムの導入も大切です。
湘南藤沢歯科では厚生労働省で把握しているインプラントの失敗例を分析し、同じ失敗をしないための安全対策を考え、それを実行しています。
また、患者さまのお体への負担、治療費の負担も大きく、感染症などのさまざまなリスクも生じる恐れがあります。
できるだけリスクを減らして、確実に成功させるように湘南藤沢歯科ではさまざまな安全性・事故防止を取り組んでおります。
骨の固さを数値化し、固さにより最適な術式・器具を
多くの種類から選択し、安全性を追求します。
ドリルを最小限に使用し、安全な機器の使用
骨切削時に危険なドリルの使用を最小限にし、安全な超音波骨切削器具、骨拡大器具を中心に使用しております。
(※硬くない骨はドリルを一切使用せずに手術可能です)
ドリル | 超音波骨切削器具 (バリオサージ) |
骨拡大器具 (ボーンエキスパンダー・オステオトーム) |
|
---|---|---|---|
リスク ※万が一、血管・神経に接触した場合のリスク |
大(絡まり、切れる) | 小 | 小 |
切削能力 | 高 | 中 | 低 |
骨を削る量 | 多い | 少ない | ほとんど削らない |
出血 | 多め | 少ない | 少ない |
使用後の骨の状態 | 多微小な骨折ありめ | 微小な骨折ほとんどなし | 骨が圧縮され骨密度がUP |
治療時間 | 早い | やや遅い | 遅い |
骨質が硬い人 | 〇 | 〇 | × |
骨質が普通の人 | 〇 | 〇 | × |
骨質が柔らかい人 | × | × | 〇 |
※ドリルを使用する場合も湘南藤沢歯科ではストッパーを必ず使用しているため、
予定の深度より深くなり過ぎないように防止します。
ドリルを使わずにインプラントを埋入
ドリルで骨を削らずに拡大・圧縮し、骨を緻密化、穴を拡げ、インプラントを埋入します。
通常の3〜4倍のステップを踏み、手間・時間をかけて少しずつていねいに、骨にやさしく穴を拡大します。

ドリルを使わないメリット
- 血管・神経を傷つける確率が低い(ドリルは傷の状態が悪くなる)
- 骨が緻密化して硬くなるため、インプラントの固定がよく、骨とインプラントと骨が結合しやすい
- ドリルの摩擦熱での骨火傷・壊死の確率がほぼない。骨にやさしく、骨の痛みが少ない
- ドリルで削ると骨が無駄になる部分が出るが、拡大するので骨の削りカスが出ず、骨を無駄にしない
- ドリルによる振動や音がないため、恐怖感を減らせる
専用のオペ室での手術工程を細分化し、手術途中での確認や分析を徹底
専用オペ室での手術
清潔な環境下の個室空間でインプラント手術を行います。手術用照明灯を完備しており、精密な治療を行うことが可能です。インプラント手術は感染防止が重要であるため、清潔度の高い完全個室・設備・器具が必須です。また緊急時に備えて、AED、酸素ボンベ、生体モニターなども完備しております。
手術途中(半分の深度)でCT撮影し、方向・深さを確認
CT、シミュレーションソフト、模型で分析
安全性を高めるためにガイドサージェリーを用意
人工骨の使用や、ショートインプラントの活用
動物由来ではない人工骨の使用
6か月で吸収する100%人工の骨であるβ-TCPを使用しています。固さは強くありませんが、安全性を優先してこの人工骨を選択しています。牛の骨・乾燥人骨は使用していませんので、未知なる感染症防止となり、宗教上の問題にもなりません。また吸収性人工骨は、炎症が起きたときに吸収するのが早く除去しやすいので、安全に配慮された材料です。
ショートインプラントの活用
長さは短いですが、表面積が2~3倍で安全なインプラントです。神経や血管までの安全距離が多く確保でき、骨移植を回避する確率が高くなります(手術回数・費用が抑えられ、痛み・腫れの確率が低い)

※2本以上の連結の必要性がある場合など、特定の条件がございます。