痛み・腫れに配慮する取り組み
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湘南藤沢歯科では、インプラント時に不安とされる痛みと腫れについて
最小限に抑えるために様々な取り組みを行っております。
フラップレスインプラント手術
「フラップレスインプラント手術」とは、切開なし・剥離なし・縫合なしの術式です。
湘南藤沢歯科では全症例の約9割近くをフラップレス手術で行っています。
フラップレス手術では下記のようなメリットがあります。
- 切開しないので傷が小さく、縫わないで済む
- 腫れが少ないから痛みが少ない
- 出血が少ないため腫れが少ない
- 傷が小さいので治りが早い
一般的なインプラント手術

フラップレスなインプラント手術

1本ずつの手術にも対応
通常は近くの場所であればまとめて数本手術するのですが、湘南藤沢歯科では1 本ずつの手術に分けることにも対応しています。
まとめて手術するのと、1 本ずつ手術する場合の違いは下記のとおりです。
治療期間 | 手術回数 | 1回の手術時間 | 痛み | 腫れ | 出血 | 傷の治り | 感染リスク | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
まとめて数本手術 | 短め | 少ない | 長い | 強い | 大きめ | 多い | 遅い | 高い |
1本ずつ手術 | 長め | 多い | 短い | 弱い | 小さめ | 少ない | 早い | 低い |
項目 | まとめて数本手術 | 1本ずつ手術 |
---|---|---|
治療期間 | 短め | 長め |
手術回数 | 少ない | 多い |
1回の手術時間 | 長い | 短い |
痛み | 強い | 弱い |
腫れ | 大きめ | 小さめ |
出血 | 多い | 少ない |
傷の治り | 遅い | 早い |
感染リスク | 高い | 低い |
まとめて数本手術に向いてる方
- 痛みに強い方
- 腫れが気にならない方
- 長時間口をあけられる方
- 額関節症の既往が無い方
- 全身疾患のある方
- 体力に自信がない方
1本ずつの手術に向いてる方
- 痛みに弱い方
- 腫れが気になる方
- 長時間口をあけるのが苦手な方
- 額関節症の既往のある方
笑気吸入鎮静法(しょうききゅうにゅうちんせいほう)
鎮静法とは「眠らせる事なく息抜きさせる」手段で、笑気吸入中でも呼びかけに答える事ができます。歯科医師が患者さまの反応を見ながら治療が行えるので安心です。鎮静作用に加えて鎮痛作用がありますので、リラックスするとともに痛さを感じにくくなります。
静脈内鎮静法では投与した鎮静薬を取り出す事はできませんが、笑気は呼吸により吸収・排泄可能なので効果の調節が容易で、呼吸器や循環器にほとんど影響を与えません。全身麻酔では50~70%とされる笑気も30%以下で、70%以上の酸素を並行して吸入するため、安全性も高く安心して使用できます。
笑気吸入鎮静法の特徴
この方法で手術を行った患者さまにお聞きすると「気分がよい」「ほろ酔い気分」「手足がジンジンする」「体がポカポカする」といった感想をいただいています。また、手術後はふらつきがなくなれば帰宅可能であり、食事制限の必要もありません。
利点
- ・鎮静作用に加え鎮痛作用を持っている。
- ・笑気吸入鎮静法はリラックスすると平行して痛みを感じにくくなる。

安全性
- ・効果の発現と消失が速やかで、重要臓器に影響を及ぼさない
- ・鼻呼吸から吸入のため、いつでも口呼吸が可能
- ・笑気を30%以下という低い濃度を使用(全身麻酔は50~70%)
- ・70%以上の酸素を同時に吸入できる(空気中の酸素濃度は約21%)

全身麻酔との違い
笑気吸入鎮静法は「眠らせることなくリラックスさせる」方法で、笑気吸入中でも呼びかけに答えることが可能で、反応を見ながら治療が行えるので安心。

静脈内鎮静法との違い
静脈内鎮静法は投与済みの鎮静薬を取り出すことはできませんが、笑気は呼吸により、吸収・排泄ができるので効果の調節がしやすく、呼吸器や循環器にほとんど影響をあたえない。

適応症
- ・高血圧症・不整脈・狭心症などの循環器疾患を有する方
- ・治療に強い恐怖心を有する方
- ・脳貧血の既往がある方
- ・嘔吐反射を有する方
- ・抜歯・外科処置・インプラント手術を予定している方

禁忌症
- ・2か月以内に眼科手術を受けた方
- ・妊娠中の方(初期の方は特に)
- ・鼻閉のある方
- ・過呼吸発作の既往がある方
- ・希望しない患者さま
- ・中耳炎で治療中の方

笑気吸入終了後、ふらつきがある場合は数分間の酸素吸入を行ないます。10分ほど様子をみてふらつきがなくバイタルサインが正常なら帰宅可能です。
運転禁止や食事制限の必要はありません。