医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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インプラント治療に適応する麻酔の種類や効果は?

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お役立ち情報 2020/03/06

インプラント治療に適応する麻酔の種類や効果は?

インプラントは顎の骨である歯槽骨に専用のドリルで穴を開け、直接インプラントを埋め
込む手術が必要となるために、痛みを感じさせないための“麻酔”をする必要があります。
インプラント治療をお考えの人の中には『麻酔は全身麻酔?』『歯科治療の麻酔は安全な
の?』と、麻酔に対し不安を抱く人も少なくありません。そこで今回はインプラント治療
に使用する麻酔について、詳しくご紹介します。

インプラント治療で使用する麻酔の種類は?

インプラント治療で活用されている主な麻酔は以下の通りとなります。

局所麻酔法

表面麻酔
浸潤麻酔の針を刺す部位(歯肉)に表面麻酔薬を塗布し、歯肉の表面感覚を麻痺させることで、浸潤麻酔の針を刺す時の痛みを和らげる効果が期待できます。
施術方法は簡単で、患部が唾液などで濡れないようにロールワッテなどで隔離した後、数分で効果が現れます。表面麻酔薬のタイプは、ジェルタイプ、スプレータイプなどが存在します。

浸潤麻酔
虫歯治療などでも一般的に使用される麻酔であり、局所的に患部のみの感覚を麻痺させる麻酔方法です。針を患部に刺す必要があるため、局所麻酔を嫌がる人も多く見受けられます。そのため、前述でご紹介した表面麻酔や、局所麻酔薬を人肌に温めたり、電動式注射器で一定の量の麻酔薬を注入したりするなどして対策をとり、注射針を刺す痛みが和らぐように工夫している歯科医院も数多く見受けられます

伝達麻酔
下顎奥歯は浸潤麻酔薬が効きにくく、麻酔の効果が現れない場合には、浸潤麻酔薬に加えて、伝達麻酔を行います。脳からでた神経が下顎まで続いており、それら神経を麻痺させることで、口唇、舌など広範囲に渡る組織に麻酔効果をもたらすことが可能となります。また、伝達麻酔は浸潤麻酔より持続時間が長いため、術後も数時間は効果が続くことが特徴であり、全身麻酔を必要とする外科手術を行う場合、術後の痛みを抑えるために全身麻酔と併用して活用されるケースもあります。

精神鎮静法

静脈内鎮静法
歯科治療のほとんどの場合、全身麻酔ではなく局所麻酔下で治療を行なうため、痛みを感じることが無くても、意識があります。そのため治療を受ける患者さまは、目にする歯科医療器具や治療時に生じる音に恐怖心を抱く人も少なくありません
そこで適応されるのが、精神鎮静法の1つである静脈内鎮静法です。静脈内鎮静法は治療に対する恐怖心を和らげる健忘効果が期待でき、精神的ストレスを感じることなく治療を受けられるため、近年ではインプラント治療や胃カメラ撮影時に活用されるケースも多く見受けられます。

また、静脈内鎮静法では鎮静剤と麻酔薬を含んだ点滴薬の投与をこない、更に併用して患部に局所麻酔薬の注射を行なった上で、インプラント治療が行われます。全身麻酔と異なり意識があるため、歯科医師との意思疎通も可能であり、呼吸管理を行なう必要もないため、身体への負担も少ないことからも、日帰りで手術を行うことが可能です。

静脈内鎮静法は以下のような特徴があります。

静脈内鎮静法の特徴

▼治療への恐怖心を和らげることができる
▼嘔吐反射を防ぐことができる
▼意識はあるため歯科医師との意思疎通ができる
▼呼吸管理を必要としない
▼日帰りでの手術も可能

静脈内鎮静法をおすすめする人は以下の通りです。

静脈内鎮静法をおすすめする人

▼インプラント治療に恐怖心がある
▼嘔吐反射がある
▼歯科治療中に気分が悪くなったことがある
▼ストレスなく治療を受けたい
▼高血圧の既往歴がある
▼不整脈の既往歴がある
▼心臓疾患の既往歴がある
▼インプラント手術が長時間に渡ると予想される場合

笑気吸入鎮静法

笑気吸入鎮静法では、高濃度(70%以上)の酸素と低濃度(30%以下)の笑気ガスを含む気体状の麻酔薬を吸うことによって気分を和らげ、治療に対する恐怖心やストレスを軽減させます。静脈内鎮静法と同様に意識がある状態ではありますが、お酒を飲んだ時のように高揚した気分になる効果が期待でき、リラックスした状態で治療を受けることが可能です。
副作用も少ないことで知られる笑気吸入鎮静法でありますが、静脈内鎮静法と比べると効果は弱く、持続時間も30分程度で肺などから体外に排出されることから、インプラント治療には不向きとされ、小児治療や障害児治療などに活用されます。

インプラント治療に全身麻酔は必要ない?

一般的なインプラント治療には前述でご紹介した『局所麻酔』、『静脈内鎮静法』が適応され、全身麻酔は行いません。しかし、大掛かりな外科手術を伴う場合には、インプラント治療においても、全身麻酔を使用することがあります。

局所麻酔薬に対しアレルギー反応はでるの?

痛い

内服薬などにもアレルギー反応を誘発する薬品があるように、歯科治療における局所麻酔薬においても、アレルギーを否定することはできません。しかし、アナフィラキシーショックなどの危篤なアレルギー反応を誘発する可能性は極めて低いとされています。
局所麻酔時に気分が悪くなった、異変を感じた経験がある場合にはアレルギーを否定できないため、その時の症状がアレルギー症状であったのか、あるいは血管迷走神経反射(脳貧血)、過換気症候群などの症状であったのかを慎重に鑑別する必要があります。
問診時や麻酔を行なう前には必ず“気分が悪くなった経験がある”ことを歯科医師やスタッフに伝えましょう。

局所麻酔薬が効きにくいことはあるの?

体質によっては、局所麻酔薬の効果が効きにくいとされる人も見受けられます。また、歯肉に重度の炎症や、膿が溜まっているなどの症状がある場合にも局所麻酔薬が効きにくいとされ、前述でお伝えしたように、局所麻酔薬に加え伝達麻酔を投与する場合もあります。

まとめ

今回は、インプラント治療における麻酔について詳しくご紹介して参りました。インプラント治療には麻酔が必要不可欠であり、治療前に麻酔について理解を深めることや、治療への恐怖心や疑問点を解消しておくことも、治療を成功させるためには重要となります。インプラント治療をお考えの際には、お気軽にご相談ください。

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