医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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インプラントの仕組みや素材を知っておこう!

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お役立ち情報 2021/01/24

インプラントの仕組みや素材を知っておこう!

インプラント知識を深めて関心を持っていただくと、ケアに対する意識も変わるといわれています。特にインプラントは、毎日のケアやメインテナンスが重要な治療です。そこで今回は、インプラントの素材や仕組みにについて詳しくご紹介しますので参考にしてみてください。

【インプラントって何?】


インプラントの仕組みは顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に被せ物をして天然の歯と同じように機能させる治療法です。歯を失った時の治療法としては欠損歯の左右の歯を削って橋渡しする『ブリッジ』か『入れ歯』が主流でしたが、第3の治療方法として普及してきています。

インプラントは他の歯を傷つけることなく、しっかりと安定していて天然歯と同じような噛み心地を手に入れることができます。また、ほとんどが自費の治療なので被せ物の素材を選ぶことができ、見た目も自然な事がメリットと言えます。

インプラントの仕組みは大きく3つに分けられます。
・被せ物(上部構造) : 人工歯ともいわれます。
・アバットメント : 土台部分であり、被せものとインプラントをつなぐ役割をします。
・インプラント体   : フィクスチャ―・人工歯根ともいいます。顎の骨に埋め込む部分です。

インプラント治療の大まかな流れとしては、
1『インプラント体』を顎の骨に埋め込み、骨に定着するのを待ちます。
2 骨と結合して安定したら、土台になる『アバットメント』を取りつけます。
3 アバットメントの上に被せ物(上部構造)を取りつけます。

【インプラントの素材とは?】


インプラントの素材には『チタン』が多く使用されています。チタンは骨に拒否反応を示さず結合する、ということをブローネマルク医師が発見しました。そして、この骨と結合することを『オッセオインテグレーション』と名前をつけ、ブローネマルクシステムが誕生しました。このオッセオインテグレーションは生体親和性が高く、あごの骨に馴染みやすいという特徴を持っています。
また、生体親和性が高いと骨と結合しやすい以外にも金属アレルギー反応が起こりにくいという特徴があり、身体にも優しく歯ぐきが黒ずんでしまうメタルタトゥーの心配もほとんどありません。インプラントは医科・歯科の領域ではチタンが使用されることが多いです。

チタンの中でも表面にハイドロキシアパタイトが加工されているタイプは更に骨との結合が良いとされています。これは、顎の骨の間にカルシウムが沈着して結合するので、比較的早い期間の3~6カ月程度で結合が期待できます。

土台にもチタンが使用されますが、まったく金属を使用しない『ジルコニア』という選択肢もあります。ジルコニアは ジルコニウムの酸化物で、常態では白色の固体です。融点が2700℃と高いため、耐熱性セラミックス材料として利用されており、透明でダイヤモンドに似て高い屈折率を有することから人工ダイヤモンドとしても用いられています。そのため、金属アレルギー発症の心配がありません。ただ、費用はチタンの方が抑えることができるので、素材はご自身の状態を比較しながら希望をカウンセリングの際に伝えましょう。

〈チタンの接着性を高めるために〉

チタンは骨と結合しやすい素材ですが、製造した日が一番性能が良く時間とともに性能が落ちてしまい、未開封の状態でも1週間が経過すると骨と接着する力や引き寄せる能力が低下することがわかっています。

製造されたばかりのインプラントは水とのなじみも良く多くの骨ができますが、時間が経ったインプラントは半分程度まで低下してしまいます。

しかし、工場で製造したインプラントをすぐに流通させることは難しく、数カ月経っていることがほとんどでした。これを一定の波長の光を当てることで骨の接着面積を30パーセント以上あげて98%程度まで向上させることができた為、インプラントが新鮮な状態と同様に接着性が高まり、成功率や安定性を向上させる事ができました。

この、光を当てることのメリットは顎の骨の状態によって、インプラントが難しいと考えられている場合でも接着性を高めることで安心してインプラント治療を受ける事が可能になった点でしょう。また、骨が足りないと判断されて骨造成の手術が必要と考えられるケースでも、骨造成なしでインプラント治療が可能になることもあります。

【インプラントと天然歯との違い】


インプラントと天然歯との大きな違いは、天然歯は『歯根膜』というクッションの役割をした膜があり、噛んだ時の力のコントロールをします。それに対してインプラントは歯根膜がないので、噛んだ時に力をダイレクトに受けるので強い噛み合せの場合は顎の骨に負担をかけてしまいます。その為、インプラントは噛み合わせをしっかり調整してインプラントに力がかかり過ぎないようにします。

また、天然歯では歯ぐきと歯がしっかりと結合しているため、歯周病菌などの細菌が入り込みにくいですが、インプラントは天然歯ほど強固についている訳ではないので毎日のケアを怠るとインプラント周囲炎を引き起こす可能性が高まります。また、毎日のケアだけでは苦手な部分や磨きにくい所に汚れが残ってしまうこともあり、歯科医院での定期メインテナンス、歯のクリーニングをすることが大切です。この時にインプラント自体に不具合が起きていないか、噛み合わせが強過ぎないかなど確認もできます。

インプラントの基本である仕組みは直接見ることができませんが、3つの構造からできています。そして、メインテナンスではそれぞれの部分がしっかりと機能しているか確認することが大切です。少し不具合が起きていても、早めに対処することで問題を回避できます。また、素材ではチタンが主流ですが、定着を良くするためにハイドロキシアパタイトを配合する場合や、光を当てることによって機能を高めるなどの工夫で定着率を上げることができます。そして、ご自身が使用しているインプラントがどの様なものか把握しておくと、万が一転居などで転院した時にもすぐに対応ができます。

インプラントはケアをしっかりしていると長期間、良い状態でしっかりと噛むことができるメリットの多い治療です。また、見た目も自然なので、満足度が高い治療といわれています。インプラントと長く付き合うためにも毎日のケアをしっかり行って快適なインプラント生活を送ってください。

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