医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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総入れ歯の不便さを解消する「オーバーデンチャー」とは

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お役立ち情報 2019/09/06

総入れ歯の不便さを解消する「オーバーデンチャー」とは

総入れ歯になるとしっかり噛めず、食事を楽しめないという声をよく耳にします。総入れ歯になると虫歯になることはありませんが、しっかり噛めないことでいろいろなトラブルが起こりやすくなります。このような総入れ歯の不便さを解消する治療法として、インプラントを使った「オーバーデンチャー」があります。このオーバーデンチャーとは、いったいどのような治療なのでしょうか。

総入れ歯のメリットとデメリット

総入れ歯のメリットとデメリット

歯を全て失ってしまった、あるいは虫歯や歯周病などが悪化して歯を残すことができず抜歯になってしまった場合、部分入れ歯やブリッジによる治療はできません。保険治療で噛む機能を回復させるためには、総入れ歯という手段しか残っていません。総入れ歯は保険治療でも作製できるため、費用を抑えることができます。また治療期間もそれほど長くなく、歯がなくて不便を感じる期間は短いでしょう。持病をお持ちでも、そして在宅でも入れ歯を作ることは可能なため、誰でも作製できることは入れ歯治療のメリットと言えます。

しかし総入れ歯のメリットは上記に挙げたことくらいで、機能に関しては不便を感じるばかりという声がほとんどです。総入れ歯の最大のデメリットは、しっかり噛めないことです。天然歯に比べて噛む力は10~20%程度で、固いものや粘着性のあるものなどを噛むことは難しく、食事や食材に制限が出てしまいます。

また安定性に欠けるのも総入れ歯の欠点です。総入れ歯は部分入れ歯のように支える歯がないため、どうしても入れ歯が外れやすくなってしまいます。加えて歯がなくなると、顎の骨はだんだん吸収されて薄くなってきます。そのため作製当初はぴったりと合っていても、骨吸収が起こるためだんだん入れ歯と粘膜の間に隙間が生じてしまいます。ゴマやイチゴの種のようなものが入り込みやすく、噛んだときに痛みを感じてしまうことも少なくありません。

総入れ歯は保険適用のものだけでなく、自費の素材でも作製は可能です。自費の総入れ歯は保険のものに比べると性能は良く、使い勝手も良いかもしれません。しかし噛む力はどうしても弱く、総入れ歯になってしまったことを後悔する声も少なくありません。このように、歯を全て失って総入れ歯になると、どうしても不便を感じてしまうのではないでしょうか。

総入れ歯の不便さを解消する治療法「オーバーデンチャー」とは?

総入れ歯の不便さを解消する治療法
しっかり噛めない、人前で入れ歯が外れたら恥ずかしいなど、総入れ歯に伴う不便さを解消できる治療法として、インプラントを使った「オーバーデンチャー」があります。一般的なインプラントは、失った歯の部分に人工歯根であるインプラント体を埋入し、その上に人工歯を装着して噛む機能を取り戻します。インプラント埋入本数に制限はありませんが、本数が多くなると、その分費用をはじめとした負担が増幅してしまいます。

では歯を全て失った方や総入れ歯の人は、上下合わせて28本ものインプラントを入れなければいけないのでしょうか。答えは「ノー」です。インプラントオーバーデンチャーは、外科手術で2~4本という少ない数のインプラントを顎の骨に埋入し、総入れ歯を固定して噛む機能を取り戻す治療法です。
総入れ歯はもともと粘膜に吸着させており、固定しているわけではありません。そのためすぐに外れてしまいますが、オーバーデンチャーは入れ歯を固定して使用するため、通常の総入れ歯のように外れる心配がありません。では次に、オーバーデンチャーの特徴を詳しくご紹介しましょう。

オーバーデンチャーの特徴

インプラントによって入れ歯を固定するインプラント・オーバーデンチャーの主な特徴は次のとおりです。

・ インプラントで入れ歯を固定するため、固いものや粘着性のあるものでもしっかりと噛むことができる
・ 従来の総入れ歯のように、すぐに外れる心配が少ない
・ 骨吸収が進んでいても、治療できる可能性がある
・ 簡単に取り外しできるため、手入れしやすく、お口の中の清潔を維持しやすい
・ インプラントの本数が少ないため、治療費や期間が大幅に軽減できる
・ 今現在お使いの入れ歯を使うことができる

このように、オーバーデンチャーは総入れ歯の持つデメリットを解消できる治療法だと言えます。インプラントで入れ歯を固定することで、すぐに外れてしまうというわずらわしさから開放されることは、毎日の食事や会話を楽しいものにしてくれることでしょう。

通常のインプラントとどう違うの?

通常のインプラントとの違い
一般的なインプラントとオーバーデンチャーは、共に外科手術によって歯槽骨にインプラント体を埋入するという点では同じです。では一般的なインプラントと、オーバーデンチャーによるインプラントはどのように違うのでしょうか。

通常のインプラントでは、失った歯の部分の顎の骨にインプラント体を埋め込み、アバットメントと呼ばれる連結部分の部品を取り付け、セラミッククラウンなどの上部構造(人工歯)を固定します。そのためご自身で人工歯を取り外すことは不可能です。

いっぽうオーバーデンチャーは、少ない本数のインプラント体を顎の骨に埋め込んだあと、インプラントに装着したアバットメントを入れ歯にはめ込む術式です。2~4本のインプラント体を手術で埋め込むため、負担が少なくて済みます。取り外しは簡単で手入れもしやすく、使い勝手のよいインプラント治療であると言えるでしょう。

なおオーバーデンチャーで使われるアバットメントは、通常のインプラントで使われるものと形状が異なります。よく使われるアバットメントとして、「ロケーターアバットメント」「ボールアバットメント」「バーアバットメント」があり、どのアバットメントを使うのかは歯科医院によって異なります。

一般的なインプラントはもちろん、オーバーデンチャーを快適に使うためには定期的なメンテナンスが欠かせません。オーバーデンチャーはご自身で取り外しができるため、お手入れしやすいことが特徴ですが、お手入れが不十分だとインプラント周囲にプラークが付き、歯ぐきの腫れや出血を引き起こす「インプラント周囲炎」のリスクが高まります。インプラント周囲炎は悪化すると治療が大変になるため、注意が必要です。このようなトラブルを防ぐためにも、インプラント治療後は必ず定期検診やメンテナンスを受診しましょう。

総入れ歯の不便さにお悩みの方は、いちど歯科医院で相談を

総入れ歯の不便さにお悩みの方は歯科医院で相談を
オーバーデンチャーについてお話を進めてきました。総入れ歯にしたものの、使ってみると、事あるごとに不便さを感じてしまうのが総入れ歯の欠点です。噛む喜びや笑顔で会話を楽しむためにも、いちどオーバーデンチャーを取り扱っている歯科医院で相談をしてみてはいかがでしょうか。

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