医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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インプラントできないと言われても可能に?骨を造成する骨拡大治療とは

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お役立ち情報 2019/08/26

インプラントできないと言われても可能に?骨を造成する骨拡大治療とは

歯を失った時にインプラント治療が選ばれるようになってきましたが、どの患者さんでもインプラント治療が行えるわけではありません。
インプラントを埋め込むあごの骨が十分でないと治療が難しいケースがあります。
そこで今回はインプラントができないと言われた場合でも可能にできる骨拡大の治療について詳しくご紹介します。

インプラントの安定のためには骨の高さが重要

インプラントはあごの骨にインプラント体を埋め込むので、あごの骨の高さや密度が
重要です。
骨の高さがしっかりあると、インプラントが安定して定着します。
しかし、歯周病が悪化した場合や、歯がない期間が長期間になると骨が減少してしまい、インプラント治療が難しくなります。

その際には骨を拡大する場合や骨造成をしてインプラントを埋め込みます。
そうすることでインプラント手術が難しく、安定感が少ない場合でもインプラント治療を行うことができます。

それでは次に骨の拡大する治療法をご紹介します。

歯槽堤分割術(スプリットクレスト)


あごの骨がかなり薄く、4ミリ以下になった時に行う治療法です。
この手術は上の前歯で適応されることも多いのですが、その理由は上の前歯はあごの骨の真ん中に生えているわけではなく実際は前側に生えています。

歯槽堤分割術は、極端に薄くなってしまった骨を分割して、2枚の骨の間にインプラントを植立する方法です。
ただ、骨がかなり薄くなっているので、高度で精密な治療が要求されます。

骨の分割

薄くなっている歯槽骨を骨ノミや超音波医療機器のピエゾサージェリーなどで2枚に分割します。

骨幅の拡大

1度に拡大するのではなく、骨の状態を確認しながら徐々に骨を広げていきます。

インプラントの埋入

分割した隙間にインプラントを埋め込みます。
インプラントの隙間を埋めて十分な骨量を作るために骨充填材を使用することがあります。

結合

骨が増加してインプラントがしっかりと固定されます。

歯槽堤拡大手術(サイトダイレーティング)


あごの骨の部分でも歯を支えている部分を歯槽骨といい、歯周病がひどい場合や、歯がない期間が長いと減少してしまいます。
歯槽堤拡大術はその減少してしまった骨を専用の器具を使用して少しずつ拡大していく方法です。
また、歯槽堤拡大手術の適応は骨の幅が4ミリ程度になった場合に行う治療法です。
骨が減少してしまうと、インプラントの直径が4ミリ程度なので収まりきらないためこの手術を行います。

骨の穿孔

2ミリ~2.5ミリ程度の細いドリルを使用し、骨に穴をあけます。

骨幅の拡大

ダイレ―ターという細い棒を穴に入れていきます。ダイレ―ターには細いものから太いものまであり、段階的に徐々に押し込んで骨を拡大していきます。

インプラント埋入

インプラントを埋め込むための幅を確保できたらインプラント手術を行います。

インプラントは上あごの場合、奥歯の部分にある空洞(上顎洞)の下にある骨の部分に埋め込みます。
ただ、歯周病が進行していることや、歯がない期間が長期間の場合には骨の高さが十分ではありません。
その場合にはソケットリフトやサイナスリフトという骨を押し上げる治療をして、インプラントが埋入できる骨の高さを確保します。

ソケットリフト

上のあごの高さが少なくなっていると、上顎洞という副鼻腔を突き抜けてしまうリスクがあるのでそのままではインプラント手術ができません。
その場合には特殊な器具を用いて骨充填材とともに押し上げ骨が十分持ち上がった所でインプラント手術を行います。

サイナスリフト

上顎洞を利用して骨の幅を確保する点ではソケットリフトと一緒ですが、頬側からアプローチして手術を行います。
上顎洞の歯ぐきをめくって上顎洞を直接持ち上げ、持ち上げたスペースに骨充填材を入れて骨が十分にできるまで待ちます。
しっかり骨ができる期間は平均的に6カ月程度のことが多いです。

実際に行われる手術は、患者さんの負担を減らすためにソケットリフトの方が多くなります。
ただ、骨の量が少ない場合にはサイナスリフトを選択することもあり、骨の状態で治療法が変わります。

骨の拡大や造成のメリット・デメリットの比較

メリット

インプラントが難しいと診断された場合でもインプラント治療が可能になります。
また骨の拡大や造成をすることで手術前より安定してインプラントを定着できる環境になります。

歯と歯ぐきのバランスが改善されて見た目の問題が改善されます。
骨が減少することで、歯が伸びたように見えることがデメリットでしたが骨を拡大・造成することで見た目のバランスが改善されます。

デメリット

インプラント手術の治療回数や期間が増えることがある。
骨が増えるまでの期間が増えることがありますし、骨造成の手術もあるので、治療回数が増えますが、骨の環境を整えてインプラントが長持ちするために行う治療なので手術後のことを考えると大切な治療です。

手術後に腫れや痛みが出ることがある。
骨に対して増やす治療をすると、インプラントだけを埋入した場合に比べて腫れや痛みが出ることがあります。
痛みや腫れに対しては痛み止めや抗生剤をしっかり服用していれば落ち着く事が多いので安心してくださいね。
ほとんどが関係ありませんが、痛みや腫れが強く、1週間程度続く場合には1度診察すると安心でしょう。

骨拡大や骨造成はどの歯科医院でも受けられる?


これらの骨を増やす治療はどの歯科医院でも受けられるわけではありません。
インプラントはほとんどが自費治療なので、歯科医院によって受ける事ができる治療の範囲が異なります。
そのため、インプラントの骨が足りないと言われて手術が難しいと言われた場合でも、これらの施術を受けてインプラント治療が可能なケースもあります。
骨が足りなく、手術をあきらめる前に骨拡大や骨造成の治療が受けられる歯科医院を探して相談してみましょう。

骨造成の治療は骨が足りない方にとってメリットの多い治療なので、インプラントが難しいと言われた場合には検討してみることをおすすめします。
どの治療方法になるかは患者さんの骨の状態によるのでレントゲンやCTなどで確認すると安心ですね。

安定したインプラント治療で快適に食事ができる生活を手にいれましょう。

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