医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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持病があってもインプラントできる?インプラントのリスク因子とは?

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お役立ち情報 2019/04/23

持病があってもインプラントできる?インプラントのリスク因子とは?

持病があってもインプラントできる?インプラントのリスク因子とは

インプラント手術は歯を失った時にメリットの多い治療ですが、お口や全身の状態によっては適応にならないこともあります。

同じ持病でも患者さんの状態によって適応できる場合もあるので、主治医の先生と連携して治療計画を立てる必要があります。

そこで今回はインプラントのリスク因子についてご紹介します。

【インプラントのリスク因子である持病とは?】


重い心疾患を患っていて、ペースメーカーなどを使用している場合にはインプラントが難しい場合があります。
ペースメーカーを使用している方や心筋梗塞の経験があると、血液をサラサラにする薬を服用していることがあり、インプラントの外科手術で止血しにくいことがあります。
また、お口の中の細菌がペースメーカーに付着して感染性心膜炎のリスクになることもあります。
ただ、症状や止血を正しく行うことで、薬を服用していてもインプラントを行うことができる場合もあるので、主治医と連携して相談しましょう。

糖尿病

糖尿病は血糖値をコントロールしにくくなり、免疫機能が低下する病気です。
外科手術をするインプラント治療は免疫機能が低下していると、傷の治りが悪い場合があります。
また、血糖値が高くなると、感染症のリスクが高くなるので、血糖のコントロールは大切です。
糖尿病の場合でも、インシュリンで血糖がコントロールできている場合にはインプラント治療が適応になります。
その場合でも主治医と連携して、負担のない手術計画を立ててインプラント治療行うことが重要です。

骨粗しょう症

骨粗しょう症の方は骨の密度が少なくなることが多く、インプラントを埋め込むには適していないことが多いです。
また、骨粗しょう症はビスホスホネート製剤(BP製剤)を服用していることがあり、この薬が、代謝を抑えてカルシウムが出ていくのを防ぐ役割をしています。
ただ、代謝を抑制しているので、歯ぐきの再生や新しい骨を作る働きも抑えてしまいます。
そのため感染症のリスクも高まり、ひどくなると骨が壊死する危険性があります。
これらのことからBP製剤を使用している場合にはインプラント治療を行わない方が良いことがあります。
ただ、投薬の期間や薬の種類によってはインプラント治療が可能なこともあるので、主治医の先生と連携して1度相談してみましょう。

肝疾患

肝臓がん・肝硬変・急性肝炎などの重度の肝疾患がある方は血液を固めるための成分が不足しており、インプラント手術を行うと血が止まりにくくなる可能性があります。
また、インプラント手術の前後に服用する薬で肝臓の機能を低下させてしまう可能性もあるので、患者さんの全身状態を主治医の先生と相談してインプラント手術を検討する必要があります。

高血圧症

高血圧の方は不安や緊張感から歯科のユニットに座るだけでも血圧が上昇することがあります。
通常の治療ではなく、インプラントは外科手術も伴うので、血圧が上がると、めまいや動機、頭痛、吐き気などを伴うことがあります。
また,重度の高血圧症の方は脳梗塞や脳出血のリスクがあるので、注意が必要です。
そのため、リラックスできるように、静脈内鎮静法など高血圧の方に対応した方法を選択することがあります。
患者さんの症状や薬で血圧をコントロールすることができているとインプラント手術が可能なので主治医の先生と連携して相談しましょう。

腎疾患

腎臓病の特徴として、免疫力が低下することがあり、外科手術をした時に傷の治りにくい特徴があります。
また重度の患者さんは人工透析を行っており、血液を固まりにくくする薬を使用しています。
これらのことが外科手術を伴うインプラント治療を行うと負担になる場合があり、症状によっては適応にならない場合があります。
また、人工透析を行っている患者さんは糖尿病、高血圧症、骨粗しょう症の持病もある場合があります。
複数の持病がある場合もインプラント手術のリスクになることがあるので、主治医の先生と適応になるか相談しましょう。

【その他のインプラントのリスク】

インプラントは持病だけでなく、インプラントを失敗させるリスクのあるものがあるのでご紹介します。

喫煙

タバコの一酸化炭素は、酸素不足になる働きをして、骨とインプラントの結合を妨げるリスクがあります。
また、タバコのニコチンは血管を収縮して、血流が悪くなり、酸素が行き渡りにくくなり、インプラントの治りが悪いことがあります。
そのほかには、ニコチンの影響で唾液が減少して口の中が乾燥しやすくなり、細菌が繁殖しやすい環境にしてしまうことも悪影響です。
喫煙するとタバコのヤニが着きやすくなり、汚れがつきやすい環境なので、口の中の環境はどんどん悪くなります。
インプラント手術前後は喫煙を控えてもらい、口の中の環境を整えるために禁煙をすることをおすすめしています。 

歯周疾患

インプラントは被せ物をするので、虫歯になることはありませんが、汚れがついて細菌が増殖すると、歯周病と同様にインプラント周囲炎になります。
インプラント周囲炎はインプラントの周りの組織が炎症をひきおこして、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。
インプラントは自分の歯と違い、歯根膜という膜と繊維がなく、歯周病菌が入り込みやすくインプラント周囲炎になると進行が早いという特徴があります。
そのため、いつの間にか進行してインプラントがグラグラしてしまうこともあり、インプラント周囲炎はインプラントの大きなリスクです。
ひどくなると抜け落ちてしまうこともあるので、インプラント周囲炎にならない様にしっかりと汚れを除去してお口の中の環境を整えることが大切です。

インプラントは外科手術も伴うので、出来るだけ万全の体勢で治療を行うことが大切です。
インプラントのリスクになる持病はいくつかありますが、症状や主治医との連携によって治療が可能な場合もあります。
免疫力は、インプラント治療後の治りにも関係してくるので、そのためには、持病も安定していることが大切です。
そのほかにも、喫煙や歯周疾患はインプラントのリスクになる因子なので、出来るだけ良い状態でインプラントを保つためにも禁煙や歯周疾患の予防をしましょう。

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