医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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インプラントを長く維持するための『メンテナンス』とは?

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お役立ち情報 2019/04/05

インプラントを長く維持するための『メンテナンス』とは?

インプラントを長期的に維持し続けるために大切なこと

インプラントのメンテナンスは、車でいう『車検』にあたります。高額な車を買ったからといって、そのまま“乗りっぱなし”という方はおそらくいらっしゃらないでしょう。

インプラントは車以上の頻度で毎日使用されるだけでなく、おかれている環境も非常に過酷です。そのため定期的に点検・修繕をおこなわなければ、インプラントを長期的に維持し続けることは難しくなります。

そこで今回はインプラントにおけるメンテナンスの目的や具体的にどのようなことをおこなうかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

インプラントにおけるメンテナンスの目的

インプラントの定期メンテナンスは以下に挙げる4つの項目について細かくチェックし、異常が見られた場合に早期に対応していくことを目的におこなわれます。

上部構造やインプラント体に異常はないか

インプラントは骨の中に埋め込まれる『インプラント体』と実際に歯の役割を担う『上部構造』、そしてこれらの2つのつなぐ『アバットメント』の3つで構成されます。

それぞれの部品はチタン合金やセラミックなど、歯科の材料でも特に耐久性の優れた材質でつくられています。しかし使用する過程でセラミックが欠けてしまったり、それぞれのパーツをつなぐネジが緩んだりなどのトラブルが起こるケースもみられるため、定期的なチェックが必要です。

インプラントの咬み合わせに問題はないか

治療してしばらくは安定していた咬み合わせも、お口の環境の変化にともない少しずつ『ズレ』が生じてしまうことがあります。特にセラミックよりも柔らかい天然歯は、インプラントと長く咬み合う中ですり減りや損傷が生じることもあるため注意しなければなりません。このような理由からインプラントを入れた後も咬み合わせは定期的にチェックし、必要に応じて調整をおこなっていきます。

インプラントの周囲組織に異常はないか

人工物でできたインプラントに細菌が感染することはありませんが、その周囲の組織(歯ぐき・歯槽骨など)は従来通り細菌の感染を未然に防ぐ必要があります。特にインプラント周囲の組織にお口の中の歯周病菌などの菌が感染して発症する『インプラント周囲炎』は、インプラントの動揺や早期脱落の原因になるため注意が必要です。

清掃状態は良好か

上記に述べた細菌の感染は、歯面に付着した『プラーク』と呼ばれる細菌の集合体が主な感染源になっています。そのため口腔内の清掃状態の良し悪しは、そのままインプラントの生存率を左右するといっても過言ではありません。そこでメンテナンスでは、ブラッシングの状況やホームケアが行き届いていない部位がないかなども細かくチェックしていきます。

実際にインプラントのメンテナンスでおこなうこと

それでは具体的にインプラントの定期メンテナンスではどのようなことをおこなっていくのかを詳しくみていきましょう。

インプラント装置のメンテナンス

インプラント装置におこる偶発症としては、『スクリュー(ネジ)の緩み・破損』『上部構造の破損』などがあります。これらはいずれもインプラントに過度な力が加わったことが原因と考えられるため、部品を修理するだけでなく、咬み合わせのチェック・調整なども同時におこなっていきます。

さらにインプラントに破損がみられた場合、そのインプラントと咬み合わせる歯(対合歯)にも損傷がないか十分に確認しなければなりません。またその原因に『歯ぎしり』や『食いしばり』などの習癖(クセ)が考えられる場合は、必要に応じてナイトガード(マウスピース)の作製・装着をおこなっていきます。

インプラント周囲組織のメンテナンス

インプラント周囲の歯ぐきや歯槽骨に異常がないかを視診(直接目で確認)のほか、状況に応じてレントゲン検査や歯周病検査をおこなってチェックしていきます。

その後、ホームケアでは行き届かない部分のプラークを、専門の機器を使いながら丁寧に取り除いていきます。またメンテナンスでは状態に応じて上部構造を取り外し、インプラント内部の清掃もおこなっていきます。

インプラント周囲炎への対応

インプラントのメンテナンスで特に注意深く見ていかなければならないのが、インプラントを支える周囲組織に発生する『インプラント周囲炎』です。インプラント周囲炎は歯周病と同じ病態を示し、インプラント体と結合している歯槽骨を破壊し、インプラントの早期脱落・動揺などを引き起こします。

インプラント周囲炎はその発症を予防することがインプラントの長期維持において重要ですが、万が一発症した場合には早期に対応していくことも大切です。軽度のインプラント周囲炎であれば通常のクリーニングにくわえ、薬液を使った内部洗浄をおこないます。また重度のインプラント周囲炎では外科手術が必要になるほか、場合によってインプラントを撤去しなければならないケースもあります。

ホームケアのアドバイス

インプラントの定期メンテナンスはお口の状態にあわせて、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年ごとにおこないます。ただインプラントは歯科医院でおこなうメンテナンスだけでなく、ご家庭でおこなうセルフメンテナンスも欠かせません。次の定期検診までにしっかりご自身でケアをおこなっていただくために、定期メンテナンスではブラッシング指導やホームケアのアドバイスなどもおこなっていきます。

メンテナンスはインプラント長期維持の大きな鍵(まとめ)


15年生存率は上顎で約90%、下顎で94%と報告されています。ただしこの数字は「インプラント治療後もメンテナンスを欠かさずおこなっていること」が前提であることを理解しておかなければなりません。

せっかく入れたインプラントを生涯使い続けるためにも、歯科医院での定期的なメンテナンスと、ご家庭でのセルフメンテナンスを徹底しましょう。

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