医療法人社団明敬会 湘南藤沢歯科 インプラントセンター
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歯周病でインプラント治療をおこなうメリットと注意点

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お役立ち情報 2019/03/29

歯周病でインプラント治療をおこなうメリットと注意点

歯周病の方がインプラント治療を受けるメリットや注意点

「歯周病で食べ物がうまく咬めない」「歯周病で歯を失ってしまった」という方にとっても、インプラントは非常に有効な治療法となります。ただし歯周病の方がインプラントを選択される場合には、治療におけるリスクについて十分理解しておくことが必要です。

今回は歯周病の方がインプラント治療を受けるメリットや注意点について、詳しくご紹介していきましょう。

歯周病の方がインプラント治療をおこなう4つのメリット

歯周病のある方がインプラント治療をおこなうと、次のようなメリットがあります。

しっかり咬めるようになる

歯周病によって周囲の組織が破壊されると、歯に十分な支持が得られず咬む力が低下します。歯周病では適切な治療をおこなってもこれらの組織の回復が見込めないことも多く、そのような場合は治療後も「食べ物が咬みにくい」といった問題が解決されません。さらに歯を失ってしまった場合には、歯周病によって残っている歯への負担も増大してしまいます。

以上のようなケースにおいて骨から直接支持されるインプラントは、咬む機能を回復するうえで非常に有効な治療といえるでしょう。またインプラントによって咬み合わせが安定すれば、歯周病による他の歯へのダメージも軽減されます。

他の歯を削らなくてすむ

失った歯を補う方法にはインプラントのほかに、『ブリッジ』という選択肢があります。しかし歯を削っていれるブリッジの場合、支台となる歯に歯周病があれば、その歯にさらなるダメージを与えてしまうことになりかねません。治療に際して他の歯を削る必要が一切ないインプラントは、このような点においても歯周病の方にとってメリットは大きいでしょう。

残っている歯への負担を軽減できる

ブリッジや入れ歯の場合は、本体の維持や咬む力を残っている歯に依存していきます。そのため歯周病の方の場合、ブリッジや入れ歯による負担が病状をさらに悪化させてしまう要因になってしまうことが懸念されます。

しかしインプラントはその維持や咬む力を顎の骨に依存するため、他の歯へ余計な負担をかける心配がありません。このように歯周病の方のインプラント治療は「残っている歯を守ることができる」というのが大きな利点となります。

見た目を回復できる

天然歯と構造が似ているインプラントは機能的な回復にくわえ、周囲と調和した自然な見た目を再現するのにも優れています。

歯周病によるインプラント治療のリスク

インプラントは歯周病の方にメリットが多い一方、歯周病がインプラント治療におけるリスクを増大させる可能性があるため注意が必要です。インプラント治療を選択する場合は以下の点をよく理解したうえで、担当医の指導や注意のもと治療を進めていきましょう。

骨量が少ないと、インプラントが安定しない

歯槽骨と直接結合するインプラントは、その周囲に十分な骨量がないと支持が得られません。したがって歯周病によって歯槽骨が多く破壊されたケースでは、インプラント治療を慎重に考える必要があります。

ただこのようなケースでも、近年は『骨造成術(こつぞうせいじゅつ)』という歯槽骨を増やす治療をおこなうことでインプラント治療が可能になります。骨造成術の適応については個々のケースで異なるため、まずは担当医に相談してみましょう。

『インプラント周囲炎』のリスクが高い

『インプラント周囲炎』はインプラント周囲に起こる歯周病のことで、インプラントを支えている組織を破壊し、インプラントの早期脱落や動揺の原因になります。

実際にインプラント周囲炎を発症した部位の細菌を調べると、隣接する歯に生息する歯周病菌と非常に類似することがわかっています。したがって歯周病の方がインプラント治療をおこなう場合は、治療中・治療後のインプラント周囲炎の発症に十分な注意が必要です。

インプラントの『成功率』が低い

インプラント治療の予後については、『生存率』と『成功率』の2つで評価されます。生存率は「一定の期間が経過してもインプラントが残っている割合」、成功率は「一定の期間が経過しても、インプラント周囲に炎症など異常がみられない割合」を示します。

過去に治療したインプラントの生存率および成功率の追跡調査では、歯周病はインプラントの生存率に影響を与えないものの、成功率は低くなることが報告されています。つまりインプラント自体は維持できても、その周囲に炎症などの異常がみられるケースが歯周病の方で多いということです。このような治療後における様々なリスクについても、担当医にしっかりと問い合わせておきましょう。

歯周病でもインプラントを長く維持するために

最後に、歯周病によるインプラント治療のリスクを回避するためにはどのように取り組むべきかをみていきましょう。

歯周病をしっかり治してからインプラント治療を

歯周病の方がインプラントを選択される場合は、事前に適切な歯周病の治療をおこなうことが必須条件となります。通常のケースより治療期間は長くなりますが、インプラントの予後を安定させるために必要な治療であることをよく理解し、歯周病をしっかり治していきましょう。

インプラント治療後はメンテナンスを欠かさないこと

歯周病の有無にかかわらず、インプラントを長く維持するうえで治療後のメンテナンスは非常に重要です。特に歯周病の方の場合は治療後に『インプラント周囲炎』を発症するリスクが高いため、歯科医院での定期メンテナンスを欠かすことはできません。またご自宅においてもホームケアを徹底し、セルフメンテナンスに努めましょう。

治療に際しては『利点』と『リスク』をしっかり理解すること(まとめ)

以上のように、歯周病の方がインプラント治療を選択する際は、その利点とリスクについてよく理解しておくことが大切です。正しい理解のもとで治療をおこなえば、歯周病の方にとってもインプラントは最適な治療法となるでしょう。

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